暮らしの豆知識 『京都の平野屋より届く「鮎だより」に思う』
公開日:2023年08月15日
カテゴリー:お店の保険 お役立ち情報, トピックス
『今年も鮎の季節が来ましたよ』という知らせのことを鮎だよりと言います。
右京区(うきょうく)嵯峨(さが)にある京都の料理屋、平野屋の鮎だよりの形状が面白く、円筒状の小田原提灯(ちょうちん)なんです。
畳んだ時にふたにすっぽり収まるのが特徴で、15段に組まれた竹ひごの蛇腹を伸ばしてみると、鳥居の絵の下に平野屋の屋号が書かれています。
ちなみに、白洲(しらす)正子(まさこ)は「鮎だより(『夕顔』所収)」で「心のこもった趣向がうれしくて、何となく鴨居の隅にかけている間に提灯がいくつもたまってしまった」と書いています。
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担当:金子