家計改善のための3つのポイント 賢く家計を管理して、無理なくお金をためる方法
公開日:2025年08月31日
カテゴリー:お店の保険 お役立ち情報, トピックス
28歳の女性からのご質問です。
浪費癖があるわけでもなく、ごく普通に生活しているつもりなのですが、お金が全然たまりません。
自分ではどこに問題があるのかわからないのです。貯金・貯蓄のコツを教えてください。
◆支出を正確に把握する
まずは自分が何にどのくらいのお金を使っているか、正確に把握することが第一歩です。「普通に生活しているつもり」でも、実際には無駄遣いをしているケースが少なくありません。その確認方法として、家計簿をつけてお金の流れを「見える化」しましょう。最近は、スマホで簡単に入力・管理できるアプリも充実しています。まずは1ヶ月、試しに使ってみましょう。
◆支出も貯蓄もカテゴリー分け
家計簿で項目ごとに支出を分類することで、「食費が多すぎる」「趣味に偏っている」など、見直すべき点が明確になります。同様に、貯蓄も「投資」「旅行」「老後資金」など目的ごとに分けると、目標が明確になり、ためるモチベーションもアップします。ネット銀行の「目的別口座」や、現金派なら封筒に分けて管理する方法も効果的です。
◆固定費も見直そう
固定費の見直しは、一度行なえば継続的な節約につながります。例えば、電力・ガス会社を比較してお得なプランに乗り換えたり、「電気・ガスのセット割」を活用したりするのも手です。さらに、スマホの通信費は見直しの代表格。格安SIMに乗り換えれば、毎月3,000〜5,000円程度節約できることもあります。年間では数万円の差になるため、見直す価値はあります。

上図は金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(2022年)」からの抜粋です。
貯金も含めた金融資産の構築は、意識的に取り組まないと難しいようです。日々の積み重ねが大事なのだと思います。
広報担当