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個人向け国債の種類と買い方 長期投資で、できるだけ安全な投資先を探している人へ

公開日:2024年05月31日 カテゴリー:お店の保険 お役立ち情報, トピックス タグ:

30代の男性からの質問です。

投資に興味があります。新NISAのCMをよく目にするようになり、周りの人も投資をしているようです。私は比較的安全な投資先を探しており、長期運用で考えています。国債はどうかと悩み中です。まずは、どこで買えるのか教えてください。

◆個人向け国債は3種類

個人が買える国債は3つあります。「変動金利型10年満期『変動10』」「固定金利型5年満期『固定5』」「固定金利型3年満期『固定3』」です。その名のとおり変動金利or固定金利、満期となる期間などが異なります。長期で検討しているのであれば、「変動10」があります。金利がどう決まるかについては、需給バランスや物価の変動といった様々な要素が影響します。

◆なぜ長期金利は変動するのか

なかでも影響力が強いとされているのが、国内景気、国内物価、為替、海外金利の4つです。国内景気・物価・海外金利の上昇は長期金利の上昇要因でもあります。また、為替が円安に振れると長期金利は上昇する傾向にあります。ちなみに、国債の買い方ですが銀行・郵便局のほかネットでも購入可能です。

◆「変動10」の主な特徴

ネットでは国債デビューキャンペーンなども不定期で実施されており、条件に該当すればキャッシュバックされることもあります。「円貨建債券」をクリックして、買いたい国債を選ぶだけで購入できます。「変動10」は、発行から1年経過すればいつでも中途換金が可能です。(主な特徴は下図参照)。

「変動10」には他にも様々な特徴があります。利率は市場金利に0.66を掛けたもので、最低0.05%は保証されます。詳細については、財務省のHPで確認してください。また購入価格(販売価格)は、最低1万円から1万円単位です。投資を始める際は、リスクも承知のうえで商品の特徴をよく調べてから購入しましょう。

担当:金子