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ふるさと納税の仕組みと活用法 税金をどれだけ抑えられるか知っておこう

公開日:2023年09月30日 カテゴリー:お店の保険 お役立ち情報, トピックス タグ:

20代の独身男性の会社員の方からの質問です。

今さらといわれるかもしれませんが、ふるさと納税に興味があります。しかし、まだ実行できていません。ふるさと納税ってそもそもお得なんですか? 仕組みも含めて利用の仕方を教えてください。

◆ふるさと納税とは?

ふるさと納税とは、都道府県や市区町村への寄付のことです。自分の生まれ故郷に限らず、応援したい自治体にふるさと納税を行なうことができます。自治体の中には、寄付金の使い道を指定できるところもあるようです。ふるさと納税で寄付をすると、自治体から返礼品と寄付金受領証明書が届きます。そして、控除上限額のうち実質自己負担額2,000円を超える分については住民税の控除、所得税の還付が受けられるのです。

◆ふるさと納税はこれだけお得

寄付して返礼品を受け取るのは、その額で返礼品を買っているだけではないかと思う人もいるかもしれません。しかし、上記の通り寄付した額に応じて住民税や所得税の額も抑えられるのです。寄付の額が控除の対象となる上、返礼品も受け取れるのでお得なのです。

◆控除額の上限

どれだけ住民税が控除されるかは、所得や家族構成によって変わります。ケーススタディを示しますので、参考にしてください(下表)。表の最下段にある「控除限度額」が、それぞれのモデルケースにおける控除の上限です。この額以上にふるさと納税をしても、その分は控除されません。ご自身がどれだけ控除されるのかを確認してから、ふるさと納税を行ないましょう。

税金控除を受けるには基本的に確定申告をするか「ワンストップ特例制度」の申請が必要です。

制度を利用するには①ふるさと納税以外の確定申告が不要な給与所得者(会社員など)

②1年間(1月~12 月)でふるさと納税の寄付先が5自治体以内、この2つの条件を満たす必要があります。