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非日常を楽しみたい(今夏~秋に開催される注目の美術展を紹介)

公開日:2022年07月31日 カテゴリー:トピックス タグ:

ご質問:30歳の女性です。これまでアートに接する機会は、ほとんどありませんでした。しかし年齢を重ねるにつれ、ゆっくりアートを鑑賞するような時間も味わってみたいと考えています。非日常の感覚を楽しんでみたいです。是非おすすめの展覧会を教えてください。

◆17世紀オランダ絵画展

今年注目したい展覧会の一つは「ドレスデン国立古典絵画館所蔵フェルメールと17世紀オランダ絵画展」です。全国巡回で、7月から9月までは大阪市立美術館で開催されています。大規模な修復プロジェクトが完了したフェルメールの初期作品『窓辺で手紙を読む女』は、所蔵館以外で世界初公開。貴重な機会なので是非、生で鑑賞していただきたいものです。

◆ボストン美術館のヒーロー

ボストン美術館の日本美術の収蔵は充実していますが、中でも浮世絵コレクションは広く知られています。「THE HEROES 刀剣×浮世絵-武者たちの物語」展は浮世絵の一種、武者絵に焦点を当てた展覧会です。武者の魂であった刀剣や名画が、日本に里帰りします。武者たちの躍動が、伝わってきそうです(7~8月、静岡市美術館。9~11月、兵庫県立美術館)。

◆懐かしいピーターラビット

世田谷美術館企画の『出版120周年ピーターラビット展』も見逃せません。ピーターラビットは、ビアトリクス・ポター著の児童書に登場する主役キャラクターで、今も世界中で愛されています。原画や私家版(自費出版した本)、草稿本(下書き本)など、貴重なコレクションが見られるそうです。(7~9月、あべのハルカス美術館。9~11月、静岡市美術館)。

個人的には、オランダ絵画展限定グッズ「手紙を読むミッフィー」のぬいぐるみにも注目です。フェルメールもミッフィーも共にオランダ出身。まさに時空を超えたコラボですね。

担当:久米