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「長期投資」のメリットって何だろう?(リスク分散と複利効果を同時に手に入れる)

公開日:2021年09月30日 カテゴリー:トピックス タグ:

ご質問 「長期投資」とよく聞きます。長期投資というのはどのくらいの期間の投資を意味するのですか? そして長期投資のメリットとは何ですか? これだけ言われるのですから、それだけの利点があるのだと思います。具体的に教えてください。

◆どのくらいの期間が長期投資?

まず初めに、「長期投資」に決まった年数はありません。人によっては1年でも長期と感じるかもしれません。ただ、ここでは最低でも5年以上と考えたいと思います。なぜなら、ご質問にあった長期投資の「メリット」が、それくらいの期間がないと享受できないからです。メリットの中身は後述しますが、そのメリットを享受できるか否かを判断基準にしてください。

◆長期投資のメリット

メリットの第一はリスクの軽減にあります。リスクを軽減するには、例えば株式、不動産、債券などへ分散、また同じ株式でもいろんな銘柄へ投資します。長期投資の場合、投資のタイミングを分散します(定期的に一定額を投資することが前提)。各市場は高いときも低いときもありますので、定期的な投資を長期的にすることで購入額を平均化することもできるのです。

◆複利の威力

また長期投資では、複利の効果を得やすいというメリットがあります。右図は100万円を年利20%で5年間、複利運用したシミュレーションです。利息を毎年元本に組み入れていきますから、5年目には元本だけで200万円を超えて、利息は41万円です。そしてこうした複利運用の効果は、投資期間が長くなればそれだけ威力を発揮するのは言うまでもありません。

単利で運用した場合、同じ年利20%だとしても、5年後にも元本は100万円のまま。元本が変わりませんから利息も20万円です。複利では41万円ですから倍以上になります。こうしたメリットを、リスクを分散しながら獲得することを考えてみてください。

担当:松浦